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ビズバレーは、東京都 千代田区で活動する、映像制作、DVD、eラーニングを扱う会社です。

今回は、CDN(コンテンツデリバリーネットワーク)を、試してみようと思います。CDNは、画像や動画ファイルなど主に静的ファイルの配信を、配信元のサーバから、肩代わりしてくれるキャッシュサーバの一種で、CDNのサーバは、世界中に配置されていてクライアントPCから地理的に近いサーバに接続されます。CDNを利用することで、配信元のサーバ負荷を下げることができ、高負荷にも耐えられる環境を容易に構築することができます。

通常の場合
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CDNを利用する場合
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CDNで一番規模の大きなところでは、Akamai(アカマイ)が有名で企業ユースで利用されています。CDN界のガリバーといっていいでしょう。

CDNの料金プランは、どれだけのデータを配信したかという、従量課金が基本です。
(1) はじめから従量課金のもの
(2) 一定の配信量(例えば500G)まで費用固定の基本料金があり、それを超えると従量課金になるもの

流した量だけ費用がかかるという面で、水道水や電気の利用と似ているかもしれません。スマートフォンのデータ通信では、上限7Gなど制限があり、それに達すると通信規制が入りますが、CDNでは、青天井なので注意が必要です。

変わった所では、無料~定額で利用できる、CloudFlareというものもありますが、さすがに無料範囲では、ブログなどちょっとした個人サイトを高速化することがメインのようですので、用途は限定されているようです。

CDNを利用せず自前でサーバを複数台利用する場合と、CDNを利用する場合どちらが良いかはケースバイケースですが、動画のようなデータ量が大きい場合、定額で回線帯域を確保するより、CDNの従量課金の方が帯域確保に悩むことなく、安く済むケースがあるため、そのあたりの判断が肝になってきます。

なかには、YouTubeで高画質の動画をアップロードしたり、視聴できることが無料で、当たり前だと感じる方もいるかもしれませんが、自前でやろうとすると、実は結構大変なことで配信コストが重く圧し掛かってきます。YouTubeは、そのあたりのコストを全部肩代わりしてくれていると言っていいでしょう。

従量課金なので、動画の場合、同じ画質であっても低い圧縮率より、高い圧縮率が有利です。それがストレートに配信コストに跳ね返ってくるためで、綺麗だからといって、むやみに動画のビットレートを上げるより、どれだけ下げられるのか?を考えたほうがいいかもしれません。

CDNのサービスは、単純にキャッシュとして流すだけでなく、ベンダーによってさまざまなサービスがあります。1つの動画をアップロードすると、モバイル用に自動変換するものや、会員向け動画で重宝するワンタイムURL(時間が経つとURLが無効になる)ものなどあります。また海外のCDNベンダーを利用するときは、少なくとも日本国内にキャッシュサーバーがあることが望ましいです。

CDN Planetというサイトでは、さまざまなCDNを比較してしていますので、ちょっと見てみるのもいいでしょう。

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次回は実際にCDNの設定をしてみようと思います。
動画配信でCDNを使ってみよう (設定の仕方)