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保立

アウトドアシーンにおける雨具の透湿性(GORE-TEX/eVent/DRY.Q)

今回はアウトドアジャケットの素材についてのお話です。
まずは防水透湿素材のパイオニア”GORE-TEX”から。
GORE-TEX

ゴアテックスは多種多様なブランドで使われているだけあって安心感はあります。ですが雨具という観点からみると、これからの時代「買い」ではない気がします。夏場の登山やフェスでの使用だと、正直蒸れます。雨ではなく汗で中の服が濡れます。しかも半袖の上に着ようものなら、素肌にぺったりとまとわりついて気持ち悪いです。

今までいろいろなシーンで使ってきた印象としては夏場の雨具としては不向き。
冬場(降雪)のアウターとしては効果的。靴での使用が一番有効かと思います。

じゃあ夏場の雨具は何がいいの。正解はみんな使っている「傘」です。蒸れない濡れない最高のギアです。しかし傘が使えないシーンもありますよね。風がとても強いとき、両手を使いたいとき。ではいったいどんな雨具を着ればいいのか。

僕が経験して導いた解答は”eVent”

eVent

この素材はゴアテックスに比べると耐水圧は劣りますが、透湿性で上回ります。
僕が買ったのはMONTANE Spektr Smock。実際着てみるとよく分かります。
Montane_Spektr_SmockeVent

行動中の脱ぎ気が画期的に減りました。この透湿性には毎回驚かされます。
ただし本品はタイトな裁断のプルオーナーなので着るときが面倒です。
これ以外にもイーベントを使用している製品はありますのでチェックしてみてください。

DryQ

最後にマウンテンハードウェアの自社開発素材”DRY.Q”。けっこう評判良いみたいです。でも自分は使ったことないので何とも言えません。詳しくはメーカーページでご確認ください。

他にも、モンベルの「フリーズドライテック」、コロンビアの「オムニテック」、パタゴニアの「H2No」など防水透湿性素材っていろいろあるんですよ。自分のスタイルに合った一枚を見つけてみて下さい。

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