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保立

夏目漱石の弟子、内田百間を知っていますか?

内田百閒(うちだひゃっけんと読みます)は明治22年、岡山市にて酒屋の一人息子として生まれました。23歳で夏目漱石の門弟となり、漱石をただただ敬愛しました。弟弟子の芥川龍之介にも慕われた人間味あふれる人物です。

内田百閒

僕が内田百閒で思い出すのは黒澤明監督の遺作「まあだだよ」です。百閒の随筆を元に脚本が書かれていて、百閒の日常と彼の教え子との交流が描かれています。所ジョージさんが出演しているのが印象的です。

どれから読んだら良いか分からない人へオススメの本を紹介します。
中央公論新社から最近刊行された「阿呆の鳥飼」です。

内田百閒 阿呆の鳥飼
鶯の鳴き方が悪いと気に病み、漱石山房に文鳥を連れて行く。小動物たちとの暮らしを綴る掌篇集です。ちなみに解説は角田光代さんが書いています。

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