奥多摩の秘湯「三条の湯」から通勤ハイクしてみた。
午後出社を利用して通勤ランならぬ通勤ハイクをしてきました。昔、二回ほど山で寝てから会社に行ったことがあるんですが(明神山と御前山です)お風呂が問題になりますよね。頭洗えないのは気持ち悪いです。
でも、ありました!温泉入って山で寝てから出社できる場所がありました!東京都最高峰である雲取山のお膝元にある「三条の湯」です。標高1,103mにある良質天然温泉の山小屋です。
それではアクセスから。いろんな行き方がありますが今回は歩く時間が短い楽なコースをご紹介します。JR奥多摩駅前から丹波行きのバスに乗り、終点の丹波で下車します。ちょうどお昼ごろに着いたのでまずはバス停近くの食事処で腹ごしらえ。
今回はこんな格好で歩いてきました。会社でも家でも毎日履いているアクシーズクインのパンツが調子良いです。色違いも買っちゃいました。
1日目の地図上のコースタイムは3時間50分です。サオラ峠までが登りでけっこうしんどいです。それ以降は高低差の少ない道でした。
霧が出てきて幻想的な道を歩いていきます。期待がどんどん膨らんでいきます。
まずは受付(1人900円)をして寝床の確保です。テン場は小屋から下ったとこにある川沿いにあります。風呂上りに飲むための缶ビールを冷やしておきます。
そして念願の温泉へ。
今日は男性しかいないのでずっと男湯です。普段は時間制だそうです。夜の20時半まで入りたい放題です。トロトロのお湯に身も心もほぐれていきます。「あぁ、明日会社行きたくないなぁ」と心の声が聞こえます(笑)。
お風呂でさっぱりした後は小屋の食堂で夕飯です。
鹿肉の燻製とカレーを注文しました。お会計は900円です。山小屋なのにすごく安い。そして味はどちらとも素晴らしかったです!
翌朝は4時に目が覚めました。6時に出発すれば間に合うのでのんびりします。
アルコールストーブでお湯を沸かして目覚めのほうじ茶。自家製タイベックパンツは保温性抜群。超軽量なので荷物には必ずしのばせてます。
お祭りのバス停まで下山します。コースタイムは2時間45分です。ほとんどが車も通れる林道でした。そこから奥多摩駅までバスです。奥多摩駅に着いたら早朝から日帰り入浴ができる(僕は電話で連絡して特別に入浴させていただきました)玉翠荘に向かいます。
料金は750円。ドバドバとお湯が出る浴槽で気持ち良かったです。
あとは電車に乗って出社するだけです。
無事に会社に到着しましたー。
1日休みがあるだけで山で遊ぶことができます。毎日暑いですが、みなさまも良い夏をお過ごしください。