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没後30年、椋鳩十が再評価!いま子供に読み書かせたい絵本。

2017年12月に没後30年を迎えた児童文学作家の椋鳩十(むく はとじゅう)の作品が、絵本になって復刊されました。
あべ弘士、村上康成、黒井健ら人気画家を起用し、70年前の物語が現代によみがえります。理論社から「えほん・椋鳩十」全部で5作品です。これは売切れる前に要チェック案件ですね。

まずは椋鳩十を知らない方にー。

本名・久保田彦穂。1905年長野県生まれ。大学卒業後教員を経て、児童文学に専念。「片耳の大シカ」で文部大臣奨励賞受賞、「大空に生きる」で未明文学奨励賞受賞、「孤島の野犬」でサンケイ児童出版文化賞国際アンデルセン賞国内賞受賞、「マヤの一生」で赤い鳥文学賞・児童福祉文化奨励賞受賞など。大自然の中で生きる動物の姿をリアルに生き生きと描き出し、それを見守る優しい眼差しの中に生きることの厳しさも捉えている巨匠。動物児童文学のジャンルを築き上げる。

大造じいさんとガン」は小学校の国語の教科書にも載っています。知っている人も多いのではないでしょうか。

5作品の中でも最も注目すべきは「藤吉じいとイノシシ」です。初めて絵本として単行本化されます。

山の斜面に住んでいる藤吉じいさんは、町で育った一郎にこういいます。「かみさまが、おつくりになったままの姿で生きているやつは、なんだってすばらしいのよ」おじいちゃんと孫とイノシシの、ちょっと変わった出会いのお話。登山や、ハイキング、自然遊びが好きな人は必読の1冊です。

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