Strobe Media Playback を利用して、動画にメディアプレイヤーを設置してみようと思います。Flash Media Playback を利用したやり方は、こちらをご参考ください。
Strobe Media PlaybackとFlash Media Playbackとの違い
両方とも、FLV、MP4動画をFlashで再生するメディアプレイヤーです。
- Strobe Media Playback
アドビがオープンソースとして公開したもので、オリジナルのプレイヤーをデザインしたり、自前のサーバーに、メディアプレイヤーを設置することができます。開発の母体は、Open Source Media Frameworkです。
- Flash Media Playback
ざっくり言えば、アドビが Strobe Media Playback をAdobe.comにホストして公開したものです。カスタマイズ性は低いですが、手軽に利用できる所が特徴です。
サーバーに、ホストするだけなら、Strobe Media Playback は、それほど難しくはありませんので、設定して試してみましょう。
Strobe Media Playbackをダウンロード
Strobe Media Playbackのサイトから、ファイルをダウンロードします。
StrobeMediaPlayback_1.6.328-full.zip をダウンロードします。解凍すると、ソースコードの srcフォルダとパブリッシュ済みの for Flash Player 10.1などがあります。
for Flash Player 10.1フォルダの中身を見ると、いろいろ入っていますが、とりあえず、フォルダ名を「StrobeMediaPlayback」にリネームしてFTPでサーバーにそのままアップロードします。
setup.htmlにアクセスすると、「Strobe.swf Setup page」画面が表示されます。ここで、動画ファイルの指定などパラメータの設定を行います。
既定では、サンプル動画のURLが指定されているので、画面下の「Preview and Update」ボタンをクリックするとPreview Player上に、オレンジシャツのお兄さんが出現します。
では、用意した動画で設定してみましょう。
動画の指定、ポスターフレームを設定する
<Embed parameters>
動画の縦横のサイズを指定します。
例)Width = 640、Height = 360
<Flash Vars>
動画ファイルの指定
例)src = https://bizvalley.co.jp/asset/01/bizvalley_pv.flv
ポスターフレームの指定
例)poster = https://bizvalley.co.jp/asset/01/poster.png
「Preview and Update」ボタンをクリックすると、設定が反映されます。
サンプル動画
そして、埋め込みコードを、HTMLに貼り付ければ完成です。Strobe Media Playbackを利用すると、メディアプレイヤーをサイト内に配置して配信をすることができます。
次回は、iframeを利用した方法を説明いたします。
https://bizvalley.co.jp/blog/2405.html