Adobe社「After Effects」のプラグ・イン覚書(「Trapcode Particular」を使ってみた その1)
相変わらず、「Trapcode Mir」で平面を捏ね繰り回している
映像制作スタッフの高橋です。
最近、「Trapcode Particular」の「Bounce」を適用して、制作する機会があったので、
今日は、「Trapcode Particular」の「Bounce」について書きたいと思います。
まず、下記のように
物理的な設定を司るPhysics グループのPhysics Modelを「Bounce」にし、
床や壁となるレイヤーを指定するとパーティクルが弾むようになります。
さらにPhysics Modelを「Bounce」にすると
[Bounce]というところでバウンドの設定が色々できます。
その中の「floor Mode」には、
「Infinite Plane」と「Layer Size」というのがあるのですが、
「Infinite Plane」は、無限の平面という文字通り、
パーティクルが続く限りどこまででも弾んで行ってしまう表現ができました。
「Layer Size」では、下の動画からもわかると思いますが、
レイヤーの外にパーティクルが出ると落ちる表現ができました。
[Bounce]の中にさらに「Collision Event」という設定があり、
パーティクルが指定したレイヤーに当たった(触れた)後の現象を
変えることができます。
(Bounce)は、パーティクルが(床・壁)レイヤーに当たった後、バウンドし、
(Slide)は、パーティクルが(床・壁)レイヤーに当たった後、
スルスルと滑っていきました。
(Stick)は、パーティクルが(床・壁)レイヤーに当たった後、くっつきました。
(Kill)は、パーティクルが(床・壁)レイヤーに当たった後、消えました。
今まで私の業務であまり使用しなかった機能でしたが、
使用したら、意外と面白かったので覚書してみました。
では、失礼します。