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あなたは長谷川恒男-ハセツネ-を知っていますか?

「ハセツネ」こと長谷川恒男さんの名前を冠にした山岳レースがあります。それは10月13、14日の二日間にわたり奥多摩の山奥で繰り広げられました。
その名も日本山岳耐久レース、通称ハセツネ。制限時間24時間で71.5キロのコースを走ります。この日本を代表する過酷なレースの大会名にもなった長谷川恒男さんとはどんな人物なのでしょうか。

ハセツネ

長谷川さんは1947年生まれの登山家で、世界初「アルプス三大北壁冬季単独登攀」成功という輝かしい記録を作っています。1991年雪崩に巻き込まれて遭難死。享年43歳でした。ものすごい才能の持ち主で、天才肌だったと本で読んだことがあります。

話はトレランレースのハセツネに戻ります。今年の大会はスピードレースだったようで、コースレコードが更新されました。男子総合優勝は東徹さん(38才)で7時間19分13秒、女子総合優勝は大石由美子(43才)で9時間26分55秒でした。

ハセツネ2

東さんは普段からロードで練習していて山では練習しないし、トレラン用の靴も持ってないとのことです。今回もロードのジョギングシューズで見事1位になりました。これはとても素晴らしいことだと思います。
今のアウトドア業界ではギア先行の風潮がありますが、これを機にいろいろと考え直してみてはどうでしょうか。
結局のところ、最後は生身の人間本来の力がものをいいます。大事なのは性能の良い高価なギアではなく、日頃の鍛錬だということがよく分かりました。

自分も日々精進していきたいと思います。

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