Adobe社「After Effects」のプラグ・イン覚書(「Trapcode Particular」を使ってみた その4)
こんにちは。
映像制作スタッフの高橋です。
今回は、「Trapcode Particular」のphysicsグループのAirの「Air Resistance」と
「Air Resistance Rotation」について覚書してみたいと思います。
まず、このような
画面左下から勢いよく、四角形状のパーティクル(粒子)が回転して、
放出される設定をしてみました(※このときは、「Air Resistance」の数値が「0.0」のの状態です)。
「Air Resistance」というのは、超訳すると放出された粒子の勢いを途中から空気抵抗を受けたかのように、
減速させることができる機能ということのようです。
次に「Air Resistance」の数値を「0.0」から「1.0」に変更してみました。
どうでしょうか。
パーティクルの色が黄色から緑色に変わるあたりを見ると、
勢いが減速していることが分かると思います。
しかし…、
空気抵抗を受けたかのように放出の勢いが減速したのですが、
パーティクルは回転したままになっています。
表現によっては、このままで良いこともあるありますが、
自然な動きに見せるため、パーティクルの勢いが減速したら、
パーティクルの回転も減速したいところです。
そのために「Air Resistance Rotation」という機能があるようです。
「Air Resistance Rotation」にチェックを入れるとこうなりました。
どうでしょうか。
パーティクルの色が黄色から緑色に変わるあたりを見ると、
パーティクルの勢いが減速したら、パーティクルの回転も減速していることが見て取れました。
physicsグループの「Air Resistance Rotation」より下の項目を調整すると
より自然な動きに見せることができます。
それはまた別の機会にしたいと思います。
では、失礼します。