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保立

丹沢の「チャンプ」こと畠山良巳さんを知っていますか?

僕が登山を始めた頃、かれこれ7年前ぐらいになりますが、神奈川県の塔ノ岳に行きました。季節はちょうど12月のあたまで、頂上では雪がちらほらと舞っていました。初めてのソロ山行だったので、すごく緊張していたのを今でも思い出します。

僕はそこである人物に会いました。あとで知ったのですが、その人物は「チャンプ」こと畠山良巴さんでした。

僕が初めての大倉尾根でくたくたになって休憩をとっていたところ、颯爽とチャンプが現れました。なんと背中にはプロパンガスのボンベを背負っていました!すげぇー。何者だ??と驚きを隠せませんでした。(※この画像は僕が出会った時のものではないです)
丹沢_チャンプ

すいすいと登っていく姿に、それこそ畏敬の念さえも感じました。あの時の衝撃は今でも忘れられません。冬場だったのにも関わらず、チャンプの装備はTシャツ、ウィンドシャツ、ランパン、ゲイター、ジョギングシューズ。装備はいたってシンプル。不要なものは完全なまでにそぎ落とし、動きには全く無駄がない。まさに歩荷のプロです。

山小屋でのビールやペットボトルなど、登山客が欲しい物品はこうやって誰かが荷揚げしてくれているということを忘れてはいけませんね。感謝です。

そして、2014年2月8日(この日は20年に一度の大雪の日です!)チャンプこと畠山さんが塔ノ岳登頂4500回の前人未到の大記録を打ち立てました。
雨の日も風の日も雪の日も、登山者のために燃料や食料を運び続けた畠山さん。実は普段は普通のサラリーマンなんです。仕事の合間をぬっての歩荷です。本当に凄すぎます!

畠山良巴

それでは最後に、出勤前に小田原市内のお寺に通ってお経を唱えている畠山さんの身に染みるお言葉で締めくくりたいと思います。

「山では身体を鍛え、お寺では心を清め、会社ではしっかりと働いてお給料を頂く。これが自分にとっての3本柱です」

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