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2014-04-16
After EffectsのプラグインNewton2を触ってみて
映像制作スタッフの橋本です。
今日はAfter EffectsのプラグインNewton2の体験版をダウンロードし、
勉強も兼ね、使用してみました。
Newton2はオブジェクトに重力を与える事により、落ちたり、ぶつかったり、
跳ねたり、転がったりするプラグインです。
そのような特徴を生かし、今回は黄色の振り子が青い壁を倒すといったものを作成しました。
ただ、体験版は25フレームしか書き出せないので、今回も静止画の説明です。
1、黄色のオブジェクトが振り子の原理を利用し右に上がります。
3、加速した力を利用し、振り子が壁に当たり倒れます。
Newton2はオブジェクトにTypeという属性(動くか止まるかなど)を与え、
その下にある設定で、どのくらい動くかなど細かい設定をしていきます。
今回はオブジェクトに下記のようなTypeを指定しました。
・Dynamic→重力を適用する時に適用
・Static→静止
・Dormat→他のオブジェクトから影響をうける時に適用
また黄色のオブジェクトが振り子の動きをするのは、Joint機能を使用しているからです。
今回はPivot Jointを適用していますが、それにより、オブジェクトの接続を関節に見立て、
振り子のような動きが可能になりました。
弊社では派手な演出をしてくれるPartiqularやFormなど使用する事が多いです。
このようなシンプルでアナログな動きをするプラグインはとても新鮮で、
表現の幅を広げてくれる気がしました。