Adobe社「After Effects」のプラグ・イン覚書(「MotionMonkey」を使ってみた その2)
映像制作スタッフの高橋です。
前回に引き続き、
「MotionMonkey」を使ってみたときのことを覚書したいと思います。
基本的には、この「MotionMonkey」を使うと、
ランダム(初期)設定でいい感じのアニメーションになるのですが、
(初期設定から)細かく設定を変えることにより表現の幅が広がります。
ただ、設定画面の言語が英語のため、ちょっと、とっつきにくい一面もありました。
今回は、個人的にパッと見で、わからなかった項目設定を抜粋し、
適用すればどのような効果が得られるのか覚書したいと思います。
まず「Spin」項目の「CW」と「CCW」ですが、
「CW」はオブジェクト(レイヤー)を時計回り(英: clockwise)させることができ、
「CCW」はオブジェクト(レイヤー)を反時計回り(英: counterclockwise)させることができました。
つぎに「interpolation」ですが、
補間法という意味で、出発点から終止点の間をどのようにアニメーションさせるかを設定できます。
以下の動画は、画面上から中央に「BizValley」というテキストレイヤーが
スライドするアニメーションに「interpolation」の各設定項目を適用してみました。
http://youtu.be/0H8zlP3EFAU
いかがでしょうか?
文字で説明するのは非常に難しいのですが、
「EZ GO」は、出発点の速度はゆっくりで、
ある一定時間過ぎると等速するアニメーションができました。
「EZ STOP」は、アニメーションの終止点付近になると、
速度がゆっくりにすることができました。
「inertia」は、和訳すると 慣性,惰性,惰力という意味なのですが、
これも文字通り終止点を一回通り過ぎて、惰性でもどるイメージでしょうか。
「Bounce」は、終止点で「BizValley」のレイヤーをバウンドすることができました。
「Spring」は、バネで「BizValley」のレイヤーを「ビヨ~ン」と吊っているような
アニメーションをすることができました。
今回はこれにて、失礼します。