お久しぶりのフランス旅行更新です。ヴェルサイユ宮殿の庭園から散々歩き、大トリアノン宮殿にやってきました。薄いピンクの大理石で作られた大トリアノン宮殿です。
ヴェルサイユ宮殿と比べると少々地味な印象を受けますが、主に王族の住居として使用されていたようです。
ヴェルサイユ宮殿は国王が他国からのお客さんを招く等、公用の場として煌びやかで大きな建物であるのに対し、大トリアノンやこの後訪れる小トリアノンは住居用として、生活感がある内装になっていました。
さらに少し歩くとマリー=アントワネットが住んでいたとされる小トリアノンがあります。
庭園に佇む愛の殿堂。マリー=アントワネットが愛人と密会していたとされる場所です。窮屈な宮廷生活から解放され、羽を伸ばしていたようです。
小トリアノンを出てさらに進むとマリー=アントワネットの村があります。農村生活に憧れて建てたと言われています。
羊や牛等の家畜が今も飼われていて当時の農村の生活を楽しんでいたのがうかがえます。
更に奥の池を超えると王妃の家があったのですが、時間の都合上そこまで行けず引き返してきました。余りにも広く宮殿まで戻るのも大変です。あっという間に日が暮れヴェルサイユ宮殿を後にしました。電車で凱旋門に向かいます。というわけで次回は夜の凱旋門。歩き回って疲れたところで、今年も凱旋門の長い螺旋階段を登ります。