アドビクリエイティブクラウドを利用されている方で、同じような経験をしたことがある人が多いのではないかと思います。
プレミアで編集して、いざ書き出そうとキューボタンを押してもメディアエンコーダーが反応しない。
個別に起動を試みてもダメ。これは困った…。
そこでアドビカスタマーセンターに電話しました。番号は【0120-907-512】です。※2021年3月1日現在
曜日と時間帯によっては、かなりの時間待つことになりますので覚悟が必要です。しばらく(ずっと)待っていれば、ちゃんと繋がりますのでご安心ください。
それでは本題です。メディアエンコーダーが立ち上がらなかった原因は(私のPCの場合ですが)ウィルスバスターが原因でした。ウィルスバスターがアプリの起動をストップさせていました。
ヘルプデスクで教えて頂いた解決方法は、ウィルスバスターを停止させるか、メディアエンコーダーを例外登録するかです。私の場合は後者を選択しました。
結果は見事解決。ちゃんと起動しました。解決策が見当たらなくて困っていたので、アドビのヘルプデスクにはとても助けられました。どうもありがとうございます。もし、同じような症状でお困りの方はぜひ試してみてください。
Adobe Premier Pro キャッシュ削除方法
対処1のキャッシュクリア方法はホームページに出ていましたが
対処1のキャッシュクリアだけでは
消えていないキャッシュをクリア方法は
ホームページに見当たらなかったので記事にしてみました。
下記のようなトラブルがあった際は
・再生を押してもすぐ再生されない
・映像真っ暗になり音のみ再生
・昨日まで通常通りだったものが音がずれる
等のトラブルの際
【対処1】
キャッシュクリア方法
Pemiere Proの編集→環境設定→メディアキャッシュクリア
【対処2】
対処1のキャッシュのクリアでは消えていないキャッシュをクリアする方法
・Premiere Proが起動していたら閉じる
・エクスプローラー→(Cドライブ)→Users→使用しているユーザー名前→AppData(隠しファイル表示)→Roaming→Adobe→Common→Media Cache→全部クリア
・Commonに戻り→Media Cache Files(ファイルがあれば)→クリア
・Commonに戻り→Peak Files(ファイルがあれば)→クリア
・Commonに戻り→PTX(ファイルがあれば)→クリア
・エクスプローラー→(Cドライブ)→Users→使用しているユーザー名前→AppData→Local→Temp→全部クリア
(消えないファイルはスキップでOK、こちらはパソコンで使用している一時ファイル)
Premiere Proを起動
困った方が
無事作業できることを願ってます♪
映像制作スタッフの高橋です。
前回は、レトロな雰囲気を出すため、「TMPGEnc Video Mastering Works」のエフェクトを使用して音声にあえてノイズを入れましたが、今回は、ノイズを除去する作業を行ったので、そのことについて覚書してみたいと思います。
使用アプリケーションは、Adobeの「Audition」。
今回は、「ジー」という電子音が常時なっているものを簡易的な操作で除去することを試みました。
まず、波形で消したいバックグラウンドノイズ部分(今回の場合は「ジー」という音)を選択しました。
次に、「ノイズプリントをキャプチャ」で、バックラウンドノイズの質を分析します。
次に、「Noise Reduction(プロセス)」で、ノイズが聞こえなくなるように削減値を調整して、適用。
簡単です。
適用前、適用後の比較は、以下のようになります。
いかがでしょうか。
「操作が簡単」かつ「きれいにノイズ除去できる」この機能は、非常に重宝しています。
では、今回はこれにて失礼します。
映像制作スタッフの高橋です。
今回は、
「総合カメラツール」の「軌道カメラツール」ー「XY軸カメラツール」ー「Z軸カメラツール」の
切り替えについて覚書したいと思います。
ここ最近まで、「総合カメラツール」の切り替えは、
ここで切り替えするか
ショートカットであるキーボードの「C」を順番に叩いて切り替えていました。
ところが、
最近、遅ればせながら、
マウスの左を押しながらドラッグすると「軌道カメラツール」、
中央ホィールを押しながらドラッグすると「XY軸カメラツール」、
マウスの右を押しながらドラッグすると「Z軸カメラツール」で
作業できることを知りました。
このショートカットを使うことによって、
作業でストレスを感じることなく、だいぶ効率がアップした気がしました。
それでは失礼します。
現在進行中の案件で、Math.exp というエクスプレッションを使用したアニメーションを作成しましたので少しご紹介したいと思います。
Math.exp(任意の数値); と記述した場合、約2.72を任意の数値乗した値が戻ってきます。
約2.72がどこから出てきたかは数学的な話になってしまうので深く考えずに先に行きます。
Math.exp(1); と記述すると 約2.72の一乗で約2.72。
Math.exp(2); と記述すると 約2.72の二乗で約7.39。
Math.exp(3); と記述すると 約2.72の三乗で約20.1。
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では、任意の数値を毎度おなじみの time に置き換えましょう。
Math.exp(time);
どんな数値が生成されているか見てみます。
数値が加速して増えているように見えます。
グラフも見てみましょう。
縮尺の関係で4秒位まで0に見えますが、じわじわと増えています。
この性質を利用して、加速減速を表現させることが出来ます。
試に適当な平面を作り回転にこのエクスプレッションを記述します。
※ここでは説明の便宜上スライダー制御に記述して、ピックウィップで参照しています
徐々に回転速度が増していき、後半は逆回転して見えるほどのスピードで回転しています。
今度は徐々に遅くしてみます。
適当な数値/Math.exp(time) と記述すれば、時間とともに分母Math.exp(time)が増えていきますので戻ってくる値は徐々に0に近づいていきます。
今回は適当な数値を360としてみました。
360/Math.exp(time);
徐々に減速しました。
以前ご紹介した Math.sin 等と組み合わせれば落下してきたオブジェクトがバウンドして徐々に停止する表現などが簡単に出来ます。